長野には、たくさんの地ビール工場があります。「THE 軽井沢ビール」もそのひとつ。
「THE 軽井沢ビール」と言えば、長野県の人気ナンバーワンのスーパー「ツルヤ」によく売られているのは知っていましたが、まさか工場見学ができるとは知りませんでした。
一度行ってみて、うちの旦那さんも両親もすっかりお気に入り。
すでに3回ぐらいリピートしています。
そもそも「軽井沢ブルワリー」の工場見学は子連れで行っても大丈夫なのか?
答えは、大丈夫!
うちには3歳児と0歳児の2人の子どもがいます。結果的に、子どもを連れて行ってかなり楽しめたのでご紹介するわけですが、わが家の他にもお子さん連れのファミリーが多く参加しておられました。
ちなみに、軽井沢ブルワリーの見学は有料で大人1人500円。
未成年は、大人の同伴があれば入場が可能で、入場料は無料です。
見学は要予約。
当日の予約も可能ですが、空きがあるという保証はありません。なので、事前に予約しておくのがベストですが、ネットで簡単に予約ができるので手間はほとんどありません。
注意ポイント
ヤッホーブルーイングとは別の会社だよ!
軽井沢の地ビールというと、「よなよなエール」をイメージする方も多いかもしれませんが、よなよなエールや水曜日のネコは「ヤッホーブルーイング」という別の会社が作るビールです。
ちなみに、ヤッホーブルーイングも工場見学ができますが、子連れでは行けませんのでご注意ください。(入場が大人のみという制約があるため。)
まずは美術館としての価値も高い「軽井沢ブルワリー」の絵画を楽しもう
クラフトビールの工場見学ではありますが、エントランスから見学通路まで、たくさんの絵が飾られています。
入ってすぐに千住博さんという画家の方の作品が、ドーンと飾られています。驚きだったのは、この絵を中心にエントラスホールが設計されたということ。
天井の高さや、ホールの広さ、大理石の質感などが、この絵のために用意されたものなんだって!
で、この絵を見るために工場見学にくる方も多いんだって!
ちなみに千住博さんの作品は、「THE 軽井沢ビール」のラベルのデザインに使われています。どおりで、きれいなデザインが多いと思った!
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軽井沢千住博美術館も行ってみよう!
この素敵な絵を書いている千住博さんの美術館が、中軽井沢にあります。
代表作の「The Fall」も展示されているので、絵に興味があれば合わせて出かけるといいですよ!
集合場所で注意事項と説明を聞いて、軽井沢ビール工場見学に出発!
千住博さんの絵画が飾られているエントランスホールの横に、工場見学の集合場所があります。
見学開始10分前に受付でお会計を済ませ、開始を待ちます。ちなみに、ベビーカーでの参加もOK。見学はエントランスの1階から、工場部分の2階、試飲会場の3階とのぼっていきますが、エレベーターが付いているのでベビーカーや車椅子でも安心です。
靴には衛生面に配慮するためのカバーが配られて、これを被せて参加。このカバーは大人用しかありませんので、子どもには着用を強制されません。
一応子どもの分ももらい、「ドラえもんみたいだね!」と言って盛り上がりましたが、やっぱり3歳長女には歩きづらかったみたいなので、途中で脱がせました。
軽井沢ブルワリーの工場見学はすべての場所で写真撮影がOKだよ!
階段をのぼり、2階のエリアで工場見学と説明がスタート。絵画も含めて、工場内のすべての場所で写真撮影がOKだそうです。なので、子どもの写真を撮りながら、楽しく進むことができますよ。
ビールに使われる麦芽が3種類、こちらは試食も可能です。一番左に「チョコレート麦芽」と書いてありますが、全然甘くありません。
むしろめっちゃ苦いです。チョコレート色の麦芽は、黒ビールの原料になるんだって!
ビールの発酵と貯蔵がされている大量のタンク群。ガラス越しに見ますが、その大きさに圧巻。
この日は祝日でしたが、瓶のラインが動いていました。どんどんと流れてくる瓶に、3歳の長女は興奮して、「わぁ!いっぱいくる!」と喜んでいました。やっぱり、子どもには動くものは楽しくて仕方がないようです。
工場見学の時間に合わせて、何かしらのラインを稼働させてくれているように感じました。なので、行く日によって、どのラインが動いているかはお楽しみです。
うちの子が釘付けになったのは、荷物積みロボット。アームが、製品の入った箱を持ち上げて、トレイの上に整然と並べて行く姿が不思議でしょうがなかったようです。
シュッ、シュッっと、規則正しく箱を並べていくロボットの様子に、「すごーい!」と喜んでいました。
ここまでの見学は15分ほど。説明を聞いているとあっという間でした。これから3階の試飲会場に向かいます。
浅間山が見渡せる会場で、ゆっくりと軽井沢ビールの試飲できる
試飲会場に入るとテラス席の方に広がるのが、浅間山。活火山なので、わりと煙が出ていることが多いです。天気がよければ、お外で景色を眺めながらゆっくりするのもよし、冷房の効いた中でゆっくりするのもよし。
広い会場なので、好きな場所を選んで席に着きます。
「喉が乾いたよー!」と嘆くわが子に、ジュースのプレゼント。こちらは無料でいただくことができました。わたしが出かけた日は、バヤリースオレンジと三ツ矢サイダーの2種類から好きなジュースを1つ選びます。
そして、柿ピーなどのおつまみをいただくことができるので、ナッツ好きの長女は、喜んでピーナッツだけ食しておりました。
もし大人でもジュースが飲みたい!って場合は、試飲会場の外に自動販売機があります。全部1本100円なので、わたしは三ツ矢サイダーを買って、ごくごくと飲んできました。
注意ポイント
ジュースのサービスは子どもだけ!
お酒を飲まない大人の方が、「わたしにもジュースください!」と頼んでいましたが、ジュースは子どもだけのサービスです。
大人で当日ビールを飲まない人には、麦茶のサービスがあります。
じゃあその差はなんなのかというと、入場料500円を払ったか、払っていないか。
入場料を払うと、当日飲めない人にもおみやげのビールが2本つきます。未成年にはこれがないので、ジュースのサービスがある様子。
ということで、当日車の運転や、わたしみたいに授乳中や妊娠中などでお酒が飲めない方には、おみやげの持ち帰りビールが2本付きます。これで入場料500円の元は十分に取れていますので、うれしいところ。
ちなみに、工場見学の当日にその場で試飲できる人には、グラスビール1杯と、青いほうの缶がお土産に付きました。
わが家は、旦那さんが生ビールを堪能。2杯目からは、300円でおかわり可能です。
ビールサーバーが「サックス型」、これって日本に数台しかないんだって!
本物のサックスにバルブをつけてビールサーバーにしたという…これかなり珍しいビールサーバーらしいですよ!
インスタ映えとか最高にいいので、ぜひ軽井沢ブルワリーの工場見学に行ったらうまいことカウンターの写真を撮ってほしい。後ろにある、千住博さんの絵画もうまく入れてさ!
軽井沢ブルワリーへのアクセス情報
- 住所:〒385-0021 長野県佐久市長土呂64-3
- 電話番号:0120-919-144
- 見学時間:9:30~17:00(時間制・全5回、要予約)
- 所要時間:1時間
- 車:上信越自動車道 佐久ICから車で1分
- 電車:北陸新幹線「佐久平駅」からタクシーで6分
- 駐車料金:無料
見学時間は、9:30~。11:00~、13:00~、14:30~、16:00~の全5回、全て所要時間は1時間です。事前に公式ホームページで予約をしておくとスムーズです。
行ってみるとわかりますが、流通団地の中にありますよ!
注意ポイント
飲酒運転、未成年の飲酒はダメだよ!
言うまでもありませんが、未成年の飲酒はダメです。車で行く場合は、必ず運転する人はお酒を飲まずに見学を楽しみましょう!